指定された「天然記念物」だという事を知りませんでした。
えっ、柴犬があのイリオモテヤマネコと同じだって?

いいえいえ、イリオモテヤマネコは国が指定する特別天然記念物で、
柴犬は戦後、地方自治体が指定する天然記念物なのです。
最初の誇らしげな驚きからは、少しトーンダウンしてしまいますが、
柴犬以外の他の日本犬5種
(秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道)も
同様の天然記念物なのです。
この中で唯一、柴犬だけが地方名を冠されていないわけですが、
その理由は昭和初期の保存運動の中で、信州と山陰の柴犬を
交配して現在の柴が作られたらのようです。
「柴犬」という呼び方は、中部地方の山岳地帯で使われいました。
その由来は、
1.柴藪を巧みに潜り抜けて猟を助けることから
2.赤褐色の毛色が枯れ柴(柴赤)に似ていることから
3.小さなものを表す古語の「柴」から
4.信州の柴村を起源とする
と諸説あるようです。
でも、2だと普通の茶柴犬はいいのですが、黒柴犬の
説明がつかなくなりますね。
更なる驚きは、柴犬と同じ、小型で立ち耳、巻き尾という
特徴を持つ犬の骨が、縄文時代の貝塚等の遺跡から出土
されていることです。
埋葬されたと思われるものが多く、その中には、
人とともに埋められたものもあるようです。
柴犬は、そんな昔から人間のペットだったのかと思いきや、
柴犬は古くからキジなどの山鳥やウサギなどの小動物の狩猟に
使われてきた狩猟犬だったのです。
我が家の柴犬君達は、雀も捕まえた事はありませんが、
猫を見ると、狂ったように追いかけ回すのは、
狩猟犬の本能なのでしょうか。
単なる弱い者イジメだと思っていたんですが...





